代表取締役会長 児島裕明からメッセージ
中小企業が更なる飛躍を努力する姿が私は好きです。
先代[創業者・児島正廣]から32歳の時バトンタッチ、それから28年(60歳)になりました。
世界一の技術力(籾殻・炭・不完全燃焼・エンジニアリングetc)を持つならば、企業は本社や営業所を多く持ち企画から販売まで自社で手がけるより、得意分野だけ扱いあとは外部の頭脳や設備を使うようにしたほうが良い。 所有より活用のうまさが必要な時代です。アメリカベンチャー企業には製品の外注生産や販売委託が多いことからも中小企業が大企業と同じ土俵に立てることがわかります。
今、世界は大きく移り変わっています。
製造業からサービスや情報産業への移行など大企業より中小企業の方が大きな変化に適応しやすいと思います。イ 考(はたら)くこと[人が考えることを働(はたら)くということ]を教えられ、メーカーでありながら知識集約化を目指し、100%近い外注生産体系に切り替えました。
KANSAIを普通の会社にはいたしません。
おもしろい会社へとKANSAIの旅が始まりました。
現場若手社員からメッセージ(営業部・2017年入社)
人間が仕事に「不満」と「満足」を感じる要因はまったく別物だそうです。物理的な条件をよくすれば不満は減りますが、満足は増えません。では、満足を増やすにはどうすればよいかというと、感謝され、認められる経験が必要なのです。つまり、誰かに何かを「与える」ことで喜ばれ、感謝されることで人生への満足感が増すのです。
学生と社会人の一番の違いは何だと思いますか?私は、サービスを「受ける」側か、サービスを「提供する」側の違いだと思います。たとえば、学生は勉強をサボれば、自分にツケが回ってきます。社会人の場合は仕事をサボれば色々な人に迷惑がかかります。自分だけの問題ではないのです。それでも私は、学生時代よりも社会人として働く今の方が楽しいです。仕事を通じて社会のために役に立てることはとても嬉しいことです。世の中のあらゆる仕事の本質は「人を喜ばせること」だと思っています。それは営業職であっても、技術職であっても、管理部門でも同じです。
みなさんは、就職活動ではどのような会社選びをされていますか?安定性や研修制度など、会社がみなさんに「何を与えてくれるか」はもちろん大事です。ですが、それだけでなくみなさんが会社を通じて社会に何を与えられるか、何を与えたいかをぜひ一度考えてみてください。なぜなら社会人はサービスを提供する側だからです。社会人は皆で分担してそれぞれの専門領域・テーマで社会貢献をしていて、その集合体が今の社会です。そして、社会と技術を発展させて人類を前進させ続けてきた先人たちの努力の成果が今の社会です。
さて、私たちはどのように社会貢献しているのかというと、農業残渣など、捨てられている「バイオマス資源」を有効活用させる技術によって、地球環境の改善を目指しています。そして、私たちの技術によって喜んでくれるお客様がいます。バイオマスという分野はまだまだ開発途上で、未知のことがたくさんあります。だからこそ、私たちが頑張れば頑張るほど、社会のため地球のためになると信じて、仕事をしています。
必要なのは技術開発だけではありません。人を巻き込んで、人と人を結びつける力、お金を動かす力、プロジェクトをマネジメントする力、循環型社会を作っていくためには様々なことが求められます。私たちが仕事を通じて自らを成長させることで、さらなる大きな社会貢献をしてく力をつけていくことを目指しています。
私は小さい会社で働くことが好きです。中小企業ならではの魅力があります。自らが組織を動かしていける醍醐味があります。「自分がこうなりたい」だけでなく「会社をこうしていきたい」という風に主語の範囲が大きくなりました。実際、会社がどのように回っているのかがよく見えます。また、自分のしている仕事が、会社に、そして社会にどのように届くのかが目に見えるのがやりがいの一つです。
さて、みなさんは、どんな分野で自分の力を発揮したいと考えていますか?自分のやりたいことが決まっている人も中にはいるでしょう。バイオマス、農業、環境、機械プラントといった分野に少しでも興味を持ってもらえたら、ぜひ一度会社説明会に来てみてください。みなさんとお会いしてお話しできることを楽しみにしています。
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